脱毛前の自己処理のベストなタイミングは？正しいやり方で肌トラブルを防ごう

サロンやクリニックで用いられる脱毛機器は、毛穴のメラニン色素に反応して熱を放出します。

このときムダ毛を十分に処理していなければ、毛穴だけでなく肌を覆っているムダ毛にまで脱毛機器が反応するため熱が皮膚全体に伝わってしまい、やけどなどのトラブルにつながります。

だから、脱毛前は自己処理が必要なんです！

サロンやクリニックによっては、脱毛前のシェービングを行っているところもあります。しかしそのようなサービスがない場合は、自己処理がされていない部位の照射を避けることになります。

そのため、多くのサロンが施術前に自己処理を行うことをすすめています。

脱毛前の自己処理を行うベストなタイミングは、施術の前日～3日前です。

当日の自己処理は照射による肌トラブルが起こる可能性があるので、なるべく避けてださい。

施術の数日前に自己処理を行うと、「当日までに毛が伸びてしまう」と思う人もいるかもしれませんが、脱毛機器は黒いメラニン色素が表皮に出ていないと反応しません。

むしろ2～3ミリ伸びている方が施術の効果が表れやすいので、多少伸びている方がベターなのです！

深剃りや毛抜きによる処理は脱毛器が反応しにくいので、避けましょう！

自己処理は、肌が十分に潤い、柔らかくなっているときに行うのがベスト。

乾燥してカサカサと粉吹いたり硬くなっていたりするときの肌は非常に敏感な状態。ちょっとした摩擦など傷ついてしまうので、このときの自己処理はNGです！

お風呂場での自己処理やお風呂上りすぐの自己処理がおすすめですが、電気シェーバーを利用する場合は、肌が乾燥していなければいつ行っても問題ありません。日頃から保湿を心掛け、肌の乾燥を防ぎましょう。

処理するときのポイントは、毛の流れに逆らわないように剃ることです。例えば腕や脚は毛が上から下に流れるように生えているので、上から下に向かって毛を剃りましょう。

また、ひじやひざ周りは剃り残しをしやすい部分なので、カーブに沿って丁寧に剃ってくださいね。

さらに二の腕などは、毛が皮膚に埋もれる埋没毛を起こしやすい部位です。埋没毛は傷ついた皮膚が硬くなることで起こるので、何度も剃らないようにしてください！

脱毛前の自己処理は、照射による肌トラブルを防ぐとともに施術の効果を高めるためにも重要な作業です。面倒かもしれませんが、施術の1～3日前までには済ませておくようにしましょう。

また、カミソリによる自己処理は肌を傷つけやすく、除毛クリームは毛根ごと除去してしまい脱毛機器の反応が悪くなるため、あまりおすすめできません。一番おすすめなのは、肌に直接当たらない電気シェーバーです。

自己処理について不安な人は、サロンに相談してみるのも良いでしょう。サロンでは、その人の肌や毛の流れに合った自己処理の仕方、おすすめの保湿剤などを教えてくれますよ。特に肌が敏感な人は、相談しておくと安心して施術に臨むことができるでしょう。

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