脱毛後の硬毛化って？なりやすい人の特徴や原因、対処法について

硬毛化とは、脱毛の施術後に脱毛前よりも毛が太く、硬くなってしまうこと。「多毛化」「増毛化」とも呼ばれています。

しかし、硬毛化が起こることはごく稀で、およそ100人に1人といわれています。そして硬毛化は、脱毛後にすぐには起こらず、症状が現れるのは施術を開始して1～3ヵ月後といわれています。

残念ながら、硬毛化が起こるかどうかは事前に判定できず、実際に脱毛の施術を受けてみないと分かりません。仮に硬毛化が起きても、数本で済むケースもあれば、ほぼ全ての毛が硬毛化してしまうケースもあり、予測ができない厄介な現象なんです；

 

起こる確率が低い硬毛化ですが、以下の場合はなりやすいといわれています。ただし、あくまで傾向であって、この特徴に当てはまれば100％硬毛化になるということではありません。

①もともと体毛が薄い

実は硬毛化は、濃くて太い毛にはほとんど起こりません。もともと毛が薄かったり、細い産毛が多く生えたりしている場合に起こりやすいといわれています。

なぜかというと、産毛は脱毛機に対する反応が弱く、ダメージを与えるはずの毛根を、逆に活性化してしまうため硬毛化しやすいんです。

②毛量が多く密集して生えている

毛が密集している部位を脱毛する場合、脱毛機のエネルギーが毛根にまんべんなく当たりにくくなってしまいます。

照射が不十分な毛は、硬毛化しやすいので、きちんと照射できていない部位からさらにムダ毛が出てくることが。

③深いところに毛根がある

毛根の位置には個人差があり、毛根が深いほど脱毛機の光が届きにくくなります。つまり、毛根にダメージを与えにくくなるので、逆にムダ毛の成長を促してしまう可能性が高くなってしまいます。

 

では、実際に硬毛化が起きたら、どうしたらよいのでしょうか。

対処法①追加で照射する

まずはサロンに相談し、追加で照射できないか確認しましょう。硬毛化は追加で照射することで、改善する場合があります。ただし追加で照射する際は、細かい出力調整が必要となるので、硬毛化かな？と思ったらすぐにサロンに相談することをおすすめします！

対処法②脱毛方式を変える

追加で照射すればすべての硬毛化が元に戻るかというと、残念ながらそうではありません。追加で照射しても改善がみられない場合は、別の脱毛方式を試すのも一つの手です。

ムダ毛の質には個人差があります。よって、効果を感じられるのにも個人差があります。脱毛の効果を高めるためには、脱毛器の種類や通うペースなどを変えるなどし、さまざな角度からアプローチすることが大切なポイントです。

ほとんどの脱毛サロンでは、カウンセリングの際に硬毛化のリスクについて説明しています。硬毛化が起こる確率は極めて低いので、そこまで心配する必要はありませんが、もしも硬毛化してしまった場合に備え、対処法を事前に把握しておきましょう。

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