脱毛はニキビやアトピーでもできる？注意点や施術後のケア

ニキビやアトピーなど敏感肌の人でも、脱毛は可能です。ただし、症状の度合いによって施術の種類や回数が異なり、刺激に非常に弱い場合やケロイド体質、光過敏症の場合は、医師の許可が必要になることが。このような人は必ず主治医の許可を得たうえで、カウンセリング時に担当者にその旨伝えましょう。

症状が軽度の場合でも肌の状態が安定していれば、問題なく脱毛の施術を受けることができます。サロンの脱毛では肌へのダメージが少ないライトを使ったり、施術前に専用のジェルやローションを塗るため、肌が弱い人でもお手入れできるんです。

ニキビがある場合、照射前にニキビ部分をシールなどで隠すなどし光が当たらないように準備するサロンもあります。通院中にニキビができてしまっても施術を受けることができるので安心ですね。

肌に特定の薬を塗っている場合、お手入れができないことがあります。特にステロイドの薬を塗ってる場合は要注意。

一般的にアトピーの治療には、ステロイドなどの薬が使われますが、体毛が濃くなったり、増えたりするという副作用が起こる場合があります。そのため、ステロイド系の薬を塗布している状態で施術を受けると、脱毛の効果が出にくくなってしまうのです。

また、ステロイドの使用中は免疫力が低下しやすい状態になっているので、脱毛で照射する光の刺激に対して肌が過剰に反応しやすくなってしまいます。

このような理由から、ステロイドの使用中は脱毛の施術を受けられないことに留意しておきましょう。もしもステロイドを常用している場合は、医師に相談のうえ、薬の使用を一時中断したときに施術を受けるなど、タイミングを計る必要があります。

アトピーや敏感肌の人が脱毛の施術を受けた後は、しっかりと肌ケアをしましょう。

痛みやほてり、かゆみを感じないからといって放置すると、肌のバリア機能が低下してしまいます。脱毛後は、自分の肌に合った保湿剤でケアすることをお忘れなく。

そして、万が一痛みやほてり、かゆみや肌荒れなどのトラブルが起きてしまったときに備え、対処法もしっかりと確認しておきましょう。

脱毛の施術後にかゆみが出る原因は、刺激に対する一時的なアレルギー反応によるケースがほとんど。また、赤みは肌の内側に機器から放出される熱がこもっているからです。

もしもかゆみが出たり赤くなったりしたら、保湿剤をこまめに塗ったり冷やしたりして、様子を見ましょう。かゆみが収まったとしても、施術を受けたサロンや主治医に相談すると安心です。

ニキビやアトピーがある人や乾燥しがちな敏感肌の人でも、脱毛の施術を受けることはできます。自己処理するよりもサロンで計画的に脱毛した方が肌へのダメージを軽減できるといえます。

ただし、極端に肌が弱く、少しの刺激で敏感に反応してしまう場合やステロイド薬を使っている場合や肌に大きな負担をかけてしまう可能性が高いので、施術を受けられません。心配な人はカウンセリングのときにその旨伝えておきましょう。

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