脱毛後、肌に赤みが！炎症なの？対処法は？

脱毛後に限らず、肌に赤みが出るのはよくあることです。

例えば、熱い湯舟に浸かると全身の血が巡り、肌が赤くなります。激しい運動をした後も同様です。顔の肌が赤くなりますよね。

よって、一時的な赤みであれば心配する必要はありません。

しかし、脱毛した箇所だけが赤くなったり、赤くなっても肌の色が元に戻らなくなったりする場合は、炎症反応の可能性大です。

毛後に肌が赤くなるのは、機器から放射される高熱が原因です。レーザー脱毛や光脱毛では毛根に直接的にダメージを与えますが、このとき放射される熱は皮膚の中にしばらくこもるため、赤くなりやすいのです。

脱毛後に出た赤みは、通常1～3日で治まります。ただしこの期間には個人差があり、1週間以上長引くケースも。

さらに、赤みの出方によっても症状の長引く期間が変わります。

毛穴だけが赤い場合は毛根だけに熱がこもっている状態なので、赤みは3日程度で治まるでしょう。

施術した部位全体が赤い場合は、毛根だけでなく肌全体に熱がこもっている状態です。収まるまでには1～2週間ほどかかるでしょう。
 

赤みが出たとき、家庭でできる対処としては、以下のとおりです。

◆保湿
ダメージを受けて赤くなった肌は、著しく乾燥しています。赤みは肌が修復することで治まるので、まずは保湿しましょう。

◆冷やす
肌が赤くなっているときは、皮膚の内側に熱がこもっている状態です。保冷剤などで冷やすことで、赤みを和らげることができます。

ただし、いずれも応急処置としての対処法です。効果には個人差がありますし、肌が弱い人やアトピーの人はかえって症状がひどくなる場合もあるので、まずは皮膚科医に相談してください。
 

脱毛後の肌の赤みはよくあることです。通常3日もすれば治まりますが、皮膚全体が赤くなっている場合は1週間以上かかるでしょう。

家庭でできる応急処置としては、保湿や冷却といった方法がありますが、これらを試してもなかなか赤みが引かなかったり、痛みが増してきたりした場合は、皮膚科医に相談してください。

ほとんどの脱毛サロンは、施術前に皮膚トラブルについて説明しています。肌が弱い人はしっかりと説明を聞き、心配ごとは施術担当者に相談しておきましょう！